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日時:2004年12月30日-2005年01月02日
場所:アイミックス自然村「南乗鞍オートキャンプ場」(岐阜県大野郡高根村)
天気:

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■1日目/出発

今年は年越しキャンプをしよう!と友人Kちゃんと盛り上がり、まだかまだかと楽しみにしていた年越しキャンプに行って来ました。しかし、やはり雪山に行こうよー。とキャンプ友達を誘っても「寒いからいやだ」とか「モノ好き・・・」とか言って誰も一緒に行くといってくれない・・・。というわけで、結局女2人で行くことになりました(^^;
今回行ったキャンプ場は、11月に下見に行ったアイミックス自然村「南乗鞍オートキャンプ場」

当日は朝7:45に出発。前回同様に国道41号線を北上し、ひたすら高山方面に向う。41号から久々野へ入るランプから突然の積雪。久々野の町は辺り一面雪景色。

ランクル70のハブをロックしていつでも四駆にできるようにスタンバっておく。

朝日村に入ってからJAのガソリンスタンドで燃料を入れる。スキーやスノボをやる人なら知っていると思いますが、ディーゼルの場合、通常の軽油を入れたまま寒冷地に行ってしまうと軽油が凍ってエンジンがかからなくなるため、現地近くに着く頃には燃料が半分以下になるように出発前から計算しておく必要があります。

ランクルを満タンにしたあと、高根村を目指して走っていくと、徐々に積雪が増えてきた。

しかし、ここまでは除雪もしてあるので難なく二駆のまま山道を登ってこれましたが、アイミックスへ向う林道に差し掛かると除雪がされておらず、なかなかの楽しい雪道。

そしてのんびり走ってきた割に11時には到着。管理棟へ行こうとしたらこの間のおじちゃんが笑顔でお出迎えしてくれました。

今回もテントの下に敷く板を2枚お借りしたりと、色々と甘えてしまいました。「今から除雪してやるからな〜」と、小型の除雪機でおじちゃん自らサイトに積もった雪をきれいに均してくれたので大変助かりました〜(^^)





おじちゃんにお礼を言って、早速サイトつくりの準備開始。


今回は雪中キャンプ。いつもの装備では命の危険もあるため、シェルター内にテントを吊るすタイプのSP社のリビングシェルとインナールームの組み合わせのシェルのみを設営。

下からの冷気の進入を遮断するために、リビングシェルのスカート部分に雪をかけ準備完了。幸い除雪をしてもらったお陰で、ペグも普段使っているソリッドテークをそのまま打ち込むことができた。
でも、全て完了するまでに1時間半もかかってしまった・・・。ま、でも女2人でここまでやれれば十分な気もしますけどね(^-^;


ひとまず昼食をとろ〜〜〜!と、荷物の整理もそっちのけで“味噌煮込みうどん”を作って食べた。

ちなみに、今回の食事のほとんどはレトルトや真空パックものばかり。水道が凍って使えないとのことなので、持参した16リットルの水だけで4日間を過ごせるように、できるだけ水を使わないで済むメニューをチョイス(^-^;


食器類も、今回は1100ccと300ccの大小各1のシェラカップをメインで使用します。これで不足する場合は紙皿や紙カップなどを併用。

今回、シェラカップは一度も洗剤を使って洗いませんでした。食べ終わった時点ですぐに少量の水を入れ、そのままシェラカップをストーブで少しだけ温めると水はほんのりとぬるま湯に。そこですかさず指やキッチンペーパーを使って汚れを落とし、汚れが混ざったお湯はそのままキッチンペーパーにしみこませてゴミ袋にポイ。これで十分にきれいになるのでそのまま使い回せます(^-^;
さて、遅めの昼食をとった時点で既に15時を回ってる。さっそく「温泉へ行こーー!」ってことで、車で走って15分の所にある『塩沢温泉 七峰館』へ。この温泉はこじんまりとしているけど、入湯料500円と値段も割安なのでこういう時はありがたいです。


帰って来るとすっかり夕方。さっき昼食食べたばかりのような気もするけど夕食の準備をすることに。

本日のメニューはレトルトカレーと“さとうのごはん”に“じゃがりこ”で作ったマッシュポテトに即席のポタージュスープ。おもいっきり手抜きメニューだけどこれが本当に美味しかった(^-^;
“じゃがりこ”で作るマッシュポテトは、シェルパ斉藤氏著書の『ワンバーナー簡単クッキング』でも紹介されているので知っている人も多いと思いますが、あのお菓子の“じゃがりこ”を水に浸してそのまま火にかけて水分を飛ばせばマッシュポテトができ上がります。味はじゃがりこそのものですが、かなりイケるのでお試しあれ♪私はこれにブラックペッパーを振りかけて食べるのが好きです。


今回は、リビングシェル内の地面にパイルドライバーを打ち込み、そこにコールマンのNorthstarを吊るして夜を過ごしました。
ランタンはどれを使おうか悩みましたが、これにして正解。この時期は17時前から暗くなるため、使用時間が長い・・・ということは、タンクが大きい方が燃料の補給がいらないのでこの時期にはうってつけ♪
結局、1日に1回燃料を入れたら補給いらず。大晦日から年明けまで一番長く起きていた時にも本当に楽させていただきました。


今回使用した暖房は、この武井バーナーのみ。これだけで寒く感じた時は、コールマンのスポーツスターにアタッチメントのヒーターを乗せれば十分にリビングシェル内は温かくなりました。何℃だったかわかりませんけど、外の気温が-8℃でダウンジャケットを脱いじゃっても平気なくらいでしたから、リビングシェル内を温めるだけだったら十分な威力です。
しかし、シェル内の結露はすごいですよー(^-^; もー、一晩に何回もせっせとタオルで拭きました。しかし、こういった儀式もどうせ暇ですから結構楽しいものです(苦笑)

※メーカーはテント内での火気の使用は禁止していますので使用する場合は自己責任で・・・


初日はこんな調子でやることもなく、日頃の疲れもたまってるためか早々に眠くなり、20時くらいにはシュラフにもぐりこんで寝てしまいました。。

就寝時の装備は、テント下に板2枚を敷き、その上にグランドシート、その上にテントを設営し、テントの中には、ダンボール、アルミシート、1畳サイズのホットカーペット、エアーマット(サーマレスト)、マミー型シュラフ、子供用毛布、封筒型シュラフを広げて掛け布団代わりに使用する・・・という順番。これでもう靴下を脱いじゃうほど(^-^; 温かかったです。とにかくホットカーペットは必須ですー。
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