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“基本編”の定義ですが、ここではまず快適キャンプに求められる「不自由さを感じない」「昼寝ができる」「焚火が楽しめる」という3つの快適基準を満たすサイト作りを紹介します。ようは、キャンプに行って十分に楽しめる内容でありながら荷物を最小限にコンパクト化した例です。(って、この基準が偏ってると感じる人もいるかもいるかもしれませんが、その場合はご容赦願います(^^;)

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■基本アイテム
○スノコ
スノコはかなりオススメしちゃいます。常に車の荷室に入れっぱなしでも邪魔にならないのも良いです。濡れた靴などををそのまま車に積む時も便利だし、キャンプの時にも何かと便利なので私はスノコは欠かさず持って行きます。(2枚使用)
○ブルーシート
これまた何かと便利なブルーシート。基本的には荷物の下に敷く使い方をしますが、半分くらいのスペースだけに荷物を置くようにし、残りの半分はくしゃくしゃ・・と縮めておくか、適当にたたんでおきます。急な雨や夜露に荷物が濡れないようにしたい時に、荷物の上にその余った部分をそのまま折り返してかぶせる、という使い方をします。こうしておけば例えタープがあってもやっぱり雨は進入してきますから、急に雷雨になってもまったく慌てる必要もなく、「あ。雨だ」と思ったらブルーシートをひょいっとかぶせるだけでいいのです。
○テント&シュラフ&マット
実はこの3つは、コンパクト化したい時にはかなり重要なポイント。テントやシュラフ(極寒用以外)は、コンパクトに収納できるものほど高価ですが、それに見合うだけの機能には目を見張るものがあります。あとマット。これだけは絶対にケチってはいけません。大抵の人が最初に購入する銀マットなどは、いつかはゴミと化します(^^;。 私がオススメするのは「サーマレスト」などのエアーマットですが、これは岩場や石が飛び出たような地面で寝ても快適な睡眠を確保してくれる優れものです。雪の上でキャンプをするときでも、冷気をまったく感じずに寝ることができるほどの威力を発揮します。収納サイズも銀マットとは比較にならないほど小さくなるので、コンパクト化を目指す人は、まずマットの買い替えをオススメします
○テーブル
テーブルは広いものの方が確かに快適です。しかし、コンパクトキャンプをする場合はこのテーブルも小さいものにしてしまいます。私の場合、そこそこの面積があって薄っぺらくたためるユニフレームの焚き火テーブルくらいのサイズで統一しています。この「統一する」というのもコンパクトキャンプでは忘れてはならないポイント。ですから、私はほぼ同じサイズのテーブルを2つ使っています。(2つともユニフレーム製品)
○ソロテーブル(ツーリング用)
これも私の車には常備されています(というか、入れっぱなしでも邪魔にならない)。いつでもどこでも使える超コンパクトなソロテーブル。テーブルを小さくする分、細々としたものを置く場所に困ることがあるので必要に応じてこれを引っ張り出して使っています。
○ミニキャンプテンチェア
これはディレクターチェアをそのまま小さくした様なカタチのコールマンのイスです。実は、チェアは人数が多くなればなるほど場所をとり、しかもかなり重くなります。しかし、イスだけは登山用ほど小さくしてしまうと快適性はかなり損なわれるのですが、これだと背もたれもあるので思っているよりつらくないです。収納時はテーブルと同じくらいのサイズに小さく折りたたむことができるのと、私がメインで使っているテーブルの高さにこのイスが丁度ピッタリで使いやすいので私はもっぱらこのイスばかりを愛用してます。
○スタッフバッグ(自作)
スタッフバックは、巾着であればなんでもオッケー。旅行へ行く時にトランクに荷物を詰め込む時にも仕分け用によく使われる巾着。使い方はそれと同じです。とにかく、大まかに中身を分別して詰め込み、車に荷物を積む時は、大きなモノとモノの隙間にできた空間に適当に押し込めるのが最大の利点。但し、当然ですが、壊れやすいモノは入れない方が無難です(^^; ※ちなみに、私の場合は下記のように仕分けしてあります。
  1. 調味料一式を入れる用
  2. お鍋やフライパン、お皿類などのクッカー一式を入れる用
  3. ガスカートリッジとガス式ランタン、ガス式バーナー、トーチなどを一式入れる用
○その他たためる便利アイテム
  • 蛇腹式水タンク(800円くらい)
  • 野菜や洗い物を入れるのに便利な折りたたみメッシュコンテナ(コールマン)
  • 折りたたみ式ファスナー付きバケツは、夜中に野良猫や野良犬にパンなどの食材を荒らされたくない時や、湿気ると困るものを入れておくにも便利〜
○カーコンテナボックス
私の小ぶりなコンテナボックスの中には、ありとあらゆる便利なアイテムがぜーんぶこの中に入ってます。恐らく、万が一災害が起きてもこの箱があればひとまず困ることはないと思います(^^; イスが足りない時にはイス代わりになるし、ルーフの上などに荷物を積んだ時の荷物の積み降ろしの時には踏み台にもなるので便利です。 
■〜基本編〜でのアイテムチョイス
○タープ
2〜3人で使用する場合に十分なスペースがあり、尚且つコンパクトなタープを選ぶとすれば、私はこの「ウイング型タープ」をオススメします。設営が簡単で面積もソコソコ広く、ヘキサ型ほど視界が遮られないのがいいです。
○3人掛けベンチ
キャンプ場へ行くと「横になりたいな〜」と思うことが必ずあります。地面や草むらの上でそのままゴロ〜ンと寝てしまうのもアリですが、やはり定義にある“昼寝ができる”ことを求めるとコットがある方が断然快適です。しかし、このコットは収納時もかなり大きくなるので私は今まで避けてましたが、LOGOSから出ている「ガンバレ3マンベンチ」を見つけたときにこれだ!と思い、購入しました。これは、よくある2人掛けのベンチよりも長いため、大人でも横になることは可能ですし、収納サイズもコットよりかなり小さいので、快適さを損なわないコンパクトキャンプをしたい時にはうってつけのアイテムです。
○ストーブ(バーナー)
昔はコールマンのツーバーナーを使ってましたが、やたらと大きく場所をとるので最近はほとんど使っていません。ようはコンロが2つあれば大抵は不自由なく料理ができるので、シングルバーナーを2つ使うことでツーバーナーを使っているのと同じ快適さが味わえます。私はホワイトガソリンタイプとガスカートリッジタイプの両方を持っていきますが、これはホワイトガソリンタイプは燃費の面で優れてますが着火までに少々面倒なため、着火までにほとんど手間のかからないガスカートリッジタイプを同時に併用することで、朝ちょっとコーヒーを沸かす時にはガスタイプを使い、コトコト煮込み料理をするときはホワイトガソリンタイプを使う。というように用途別に使い分けています。ちなみにコールマンのスポーツスターだったら、一泊程度のキャンプであれば出発前に満タンにしていけば足りなくなることはまずないです。ガス式のカートリッジは予備を含めて2つ持ってきます。人数が多い時は心配だな〜という人は、心配であればホワイトガソリンの4L缶を1本持って行けばいいと思います(^^;
○焚火台
キャンプで絶対焚き火をしたい!という時には欠かせない焚火台。私は他と同様に、薄っぺらく収納できるスノーピーク社の焚火台を愛用してます。かなり丈夫に作られているので恐ろしく重いですが、収納に困ったことはないといってもいいくらいちょっとした隙間におさまるので気に入ってます。


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