--野外遊びのススメ--

GO TOP

Indexに戻る

■今時アウトドアするの??

コレ、よく聞かれることなんですけどね、ちょっと前にアウトドアブーム全盛期だった頃がありましたが、昨今ではすっかりそんなブームもどこへやら・・・。ゴールデンウイークとお盆は今でもかなり混み合うキャンプ場も多いですけど、それ以外はさほど混まなくなったように思います。それくらい一般的にアウトドアというものへのモチベーションは下がってしまったと言っても過言はないでしょう。でも、一概には言えませんが、今でもキャンプ場へ足を運ぶ人たちは根っからの自然大好きっ子や、外で遊ぶのが好きな人たちなんじゃないかなーと思います。そういう意味では、ブームが下火になった今こそ快適な野山がたくさんあるわけですから、お気に入りの“野外”を求めて出かけてみるのもいいと思います。これが楽しいんですよ。結構(笑)

Indexに戻る
■そんな小さい車でキャンプできるの??

コレも、よく聞かれることなんですけど、確かに大きい車と比べると荷物の載る量も少ないし不都合なことがないわけではないです。特にMINIで行くキャンプは結構驚かれます。時には「物好きね〜」とか「あんな車で??」なんてヒドイこともいわれたり(苦笑)でも、それでも楽しいんです。
余談ですけど、軽四貨物のジムニーと今時の軽自動車より小さい5ナンバーのMINIってどちらがたくさんの荷物が積めると思います?実は、「積める量はほぼ同じ」が正解です。MINIってちっこいクセにすごいです(笑)

とはいっても最近は荷物の“量”にこだわってます。私の場合は小さい車しかないのでそれなりの荷物の量にしないと積みきれないし、何回か外で遊んでいるうちに荷物をパズルのように積んだり降ろしたりがだんだん億劫になってきちゃいました。
そこで思ったのが、「本当にこれだけの荷物が必要か?」ということ。以前はMINIに積めるだけ詰め込んで「MINIにこんなに荷物が積めるの!?」と感動してもらうことを楽しんでいた時期もありましたが(笑)、北海道一周旅行を境に“快適キャンプ志向”から“コンパクトキャンプ志向”に変わりました。だって、その方が楽なんですよ。ホントに。無駄なものを持っていかないだけなんですけどね(^-^)
あ。大きな車にたくさんの荷物を持って出かけるのを否定してるわけじゃないですよ。これがmel流というだけです。ははは。

もし、これから「キャンプに最適な車を買う」ということであれば、ソコソコ荷物が積める車の方が何かと使い勝手がいいと思います。荷物の積み降ろしが楽なリアゲートが開く車をおすすめしちゃいます。もちろん、4WDやワンボックスカーなどもいいですね。
ただ、絶対4WDじゃなければいけないとは思いません。どんなにキャンプ向きじゃない車でも、行き先までが無茶な悪路でなければ行こうと思えば行けちゃうもんです(笑) でも、「雪中キャンプも楽しみたい」とか「山奥にも足を運んでみたい」と思う人に限っては、命に関わる場合もあるので4WDを選ぶべきなんでしょうけどね。特に雪道を走る時は四駆でスタッドレスを履いていてもチェーンやスコップ、牽引ロープなどの脱出道具もお忘れなく。
ということで、好きな車で出かけましょ♪

Indexに戻る
■女性なのにキャンプ??

これまたコレも、よく言われることなんですけどね、誰が決めたの?と思っちゃうくらい「男のアウトドア」とかそんな見出しの本なんかが売られてたりしますが、女性でも野遊びが好きなひと結構多いです。「焚火が好き〜」「外で食べるごはんはおいしい〜」「高原って気持ちいい〜」などなど、どんなものでも好きは好きの範疇ですよね。
私の場合は、親の影響も強いと思います。小さい頃から家族で山や釣りに出かけることが多かったせいか、物心ついた頃から既に川で泳いだり、釣りを楽しんだりしていたように思います。男の子顔負けなくらい外で遊ぶのが大好きなお転婆ムスメでした。お陰で、社会人になってすぐくらいからMy Gearを揃えて暇を見つけては友人や彼氏などと一緒にキャンプをするようになってました。その趣味が今もなお続いてます。最近では、MINIを通じて知り合ったクラブの仲間や友達以外に、気の合う女友達ばかりとキャンプを楽しんだりもしています。力仕事だってがんばってやっちゃいます。みんな逞しいです(笑)

Indexに戻る
■どこへ行ったらいいの?

“野遊び”する場所は自分が気に入った行きたいところへ行けばいい。なんて、しょうもないこと言ってますが、事実、これしかないと思います。ただ、はじめてキャンプに行くなら、詳しい人におすすめの場所などを聞いて行くのも良いと思います。最近のキャンプ場はきれいに整備されているところが多く、そういう場所を好む人も多いです。
私はあまり整備されていない“フリーサイト”があるところを探して行きます。駐車場のようにきれいに区画されてて、お隣さんがすぐ近くにいる・・・というような場所は好きじゃないです。AC電源なんてまったく必要ないし、わざわざキャンプ場に発電機を持ち込んで大騒ぎしている人たちを見かけると興ざめします(^_^; そのような設備があるところにはそういう人たちが集まるものです。そういう場所はイヤだ!という人は、最初からそういう場所を選ばない方が懸命。

男性に多いツワモノは、キャンプ場でもない適当な山の中の“その辺”で野宿する人も多いです。人間の手が入っていない場所でキャンプするなんていいですよね〜〜〜。
ザンネンなことに私たち女性は治安上の問題や“トイレ”がないとなかなか困ることも多いという理由などで、どうしてもキャンプ場でテントを張ることが多くなりますが、最近では優れた携帯用のトイレなどもあるので、そういうものを持って出かけてみたいと思ったりもしますねー。
でも、北海道などの自然が豊かな場所ではそれも注意が必要。キャンプ場でも熊が出没したりしているようですから、あまり土地勘のない場所で無闇にキャンプするのも考えもの。本州でも野生の猿が生息しているような場所は結構怖いです。彼らの住む場所に人間が勝手にお邪魔してるワケで、自然の中では“謙虚さを忘れない”ことが重要だと思います。

基本的には国有地以外は誰かの私有地です。近くの民家に「ここでキャンプさせてもらっていいですか?」と、情報収集も兼ねて一声かけるのもマナー。残念なことにキャンプ禁止区域が増えているのは、国定公園内であることや、その場所自体が危険だという他に、最低限のモラルを守らないキャンパーが後を絶たないからでしょうね・・・。「自分の身は自分で守る」「人に迷惑をかけない」など、最低限のモラルは守りたい・・と思いますがいかがでしょう?

---
※念のため・・・、「男性だからその辺りで用を足してもいい」とは思いません。
欧米では川岸から決まった距離内では人間の排泄物を置き去りにすることは禁じられています。世界的に有名な山へ入るときなどは、自分の排泄物を入れて持ち帰るためのビニール袋を手渡されるそうです。自然環境保護の面からも人間の体内から出る排泄物は自然環境にとっては害のあるものといわれているのが現状です。ちなみに、ワンコが同じ場所によくオシッコをかけますが、その場所に生えてる植物が枯れているのを見たことないですか?アレを見たら一目瞭然・・・。
特に、年中気温の低い標高の高い高山では、糞尿どころか残飯や生き物の亡骸ですら“土に返る”には途方もない年月がかかるそうです。自分がそこに「また来たい」と思うなら、排泄物の処理はきちんとしたいですね。

Indexに戻る
■虫がいっぱいいるでしょ?

虫?いますよ?怖いかな?怖いかも?(笑)
そこにいるだけならぜーんぜん大丈夫。手で触るのも割りと平気だけど体のどこかに急に乗られちゃったりするとちょっと背筋がゾクゾクしちゃいますけどね(苦笑) でも、虫はさすがに夏場は多いけど、秋〜春先はそれほど多くないので虫が苦手な人は秋〜春にかけてのキャンプがおすすめかも?
私は正直、真夏のキャンプは暑いし、人が多いし、虫がうっとおしいほど多いから大っ嫌いです(-.-)
でも、家の中で見ると「ひゃーーー!」って悲鳴を上げちゃかもしれない虫たちも、いるべき場所で見るとかわいいもんです。一生懸命生きてるなーって(笑)


Indexに戻る
■ご飯はどうするの?

外で食べる食事は「何でこんなにおいしいのかなー?」と、普段とさほど変わらないメニューだとしても何度も思ったことがあります。
だから、ご飯は自分達で作ると楽しいですよ〜。といっても絶対自分で作らなければいけないとは私は思いませんけどネ。キャンプ自体を楽しむのが目的であれば、おいし〜〜い食事を作って好きなお酒でも飲みながらまったり過ごすむのが一番楽しい!(キッパリ)
でも、移動が一番の目的で、キャンプは単なる宿泊手段であれば、疲れているのに無理して食事を作ることはないと思います。時にはその土地の郷土料理などの外食で済ませたり(これも楽しい!)、コンビニ弁当で済ませちゃったり・・・というのもありあり!(^-^)

Indexに戻る
■お風呂はどうするの?

キャンプ場で宿泊する際は、シャワー室や入浴場がある所が多いのでさほど心配することはないです。キャンプ場によっては温泉が併設されてたり、シャワー室しかなくてもちょっと足を運べば近くに温泉がある場合も多いですから、ある意味コレを楽しみにキャンプに行く人も多いですよね〜。
ただ、の〜〜んびり食事をしてたりするとですね、入浴の時間(大体20時〜21時)をうっかり過ぎちゃって入れなかった!なんてことは何度もありました。ま、一日や二日お風呂に入れないからってどうってことないです(笑)

Indexに戻る
■女性はトイレで困らない?

そう。こればっかりは困ります。必然的に私たちが選ぶ場所は「トイレがある場所」が必須条件になっちゃいます。「どこへ行ったらいいの?」のところでも書きましたが、なかなかトイレもないような場所を選べないのが現状です。ただ、河川敷などでもトイレが常設してあるところもありますから、キャンプ場以外でキャンプをする時は、こういったきちんと管理されている場所がおすすめです。
でも、最近のキャンプ場のトイレはどこもきれいですよ〜。洋式トイレにホカホカ便座!というところも結構見受けます。おそらく、トイレが汚いとお客さんが来なくなっちゃうんでしょうね(^_^; まぁ、それだけトイレが重要ということだと思いますが・・・。
特に北海道のキャンプ場には感心させられます。どんなに山奥へ行ってもキチンと整備されているところが多いです。(もちろん全てじゃないと思いますが) 携帯電話が通じないような山奥でもトイレだけはきれい!というのには感心しました。
キャンプ場レポートを掲載しているホームページへ訪れてみると、必ずといっていいほどトイレの状況も記載されていますから、特に小さいお子さんや女性がたくさん参加されるキャンプ、あとキャンプ初心者さんが参加するキャンプの時は、トイレ状況もきちんと下調べしてキャンプ場選びをしましょう。もしトイレが汚かったりすると、「もうキャンプなんてイヤだ!」といわれかねませんよ。私のように「用が足せればいいや」なんて思う人は極々少数派ですからね(苦笑)

Indexに戻る
■キャンプへ行って何するの?

この質問はひじょーーに多いです(笑) 今まで何度聞かれたか・・・。
私はいつもこう答えます。
な〜〜んにもしないよ〜〜
すると、「え?何もしないのに楽しいの(・0・; ?」と返ってきます(笑)
どうやら、キャンプへ行くなら何かをしなきゃいけないと思っている人が多いみたいです(^_^;
実際に、時々バドミントンやキャッチボールをしている人なども見かけます。時にはゲームボーイなどを持ち込んで遊んでいる子供などなど・・・。まぁ、人それぞれですからね。やりたいことをやればいいと思います(笑)

私は普段は「のんびりする」ということがほとんどできないので、山へ行く目的はとにかく「のんびりする」ことかなー。まだ読んでいない本をたっぷり時間をかけて読むも良し、元気があれば山に登りに行くも良し、散策に出かけるも良し、MTBで野山を駆け回るのもいいかもしれません。でも今のところは、美味しいものを飲んで食べて焚火をして、星空を見上げてぼけ〜〜〜とすることが一番好きです。なぜか大人になると「何もしないことが一番の贅沢」と思えるんですよね。あはは。
 
Indexに戻る
■不便なことして楽しいの?

はい。楽しいです(笑) 日常的に考えると、パソコンを触らない日はないわけで、車や新幹線、飛行機であちこちら移動してせっせと仕事をする。よく考えなくても何もかもが便利な世の中になったと感じる。でも、便利な生活なはずなのに体や心は心底疲れちゃってるんですよ(苦笑) で、自分がリフレッシュしたければ、やはり非日常的なことを求めちゃいます。めちゃくちゃお金をかけてパーーっと遊ぶか、その逆か。
私は不便なことが一番楽しい。しょうもないことに時間をかけて「一日が長い」と感じられる野遊びが好き。私はコレに尽きます(^-^)

Indexに戻る
■で、結局のところ野外遊びってナニ?

私の中での野遊びとは、“屋外や自然が好きな人だけが味わうことのできる秘密の遊び”です。 実際は特別なことなんて別に何もないんですけどね〜。

結局のところ、こうやって文字で書いて説明したって体験してみないとリアルには感じることができないと思うんですよね(^_^; 正直、「虫が嫌い」とか「退屈」と感じる人には不向きな遊びだと思いますから、実際に電気もない、テレビもない、プレイステーション2やゲームキューブも何もない世界を体験してみて欲しいと思います。ひとつだけポイントを云うなら“行きたい!”と思ったときが野遊びが好きになるチャンスかな?ふふふ。

“何もしない”といいつつも、ご飯を作って焚火をして気の合う仲間や好きな人や家族と会話を楽しむということはします。ソロで出かけるとご飯を食べて寝るだけかもしれません。それでも「楽しい!」「また来たい!」と思えたなら、あなたは秘密を知ってしまったかもしれませんね〜。

Indexに戻る


COPYRIGHT (c) Outdoor☆Paradise ALL RIGHTS RESERVED