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日時:2004年12月30日-2005年01月02日
場所:アイミックス自然村「南乗鞍オートキャンプ場」(岐阜県大野郡高根村)
天気:

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■4日目/帰宅


翌朝、夜に何度も結露を拭き取ったはずなのにテント内はバリバリに凍ってました。Kちゃんが先に起きてテントのファスナーを開けたら、ファスナー部分に付着していた氷の粉が私の顔に降りかかって「冷たーーーい!」

かなーり冷え込んでいるように感じたので今日は何度?と車の温度計を見てみたら-13.7度!
何もかもがカチンコチンに・・・。




しかし、空はこんなに晴れわたっており、最高の天気♪




朝起きてみると、お客さんが近くまできてました。雪の上には獣の足跡が。何の足跡かなー?何が来たのかなー。



管理棟あたりから乗鞍岳がこんなにきれいに山頂まで見えました。4日目にして山頂をやっと拝むことができました。



反対側には御嶽山の頂上がチラリと見えます。



ぼちぼち撤収準備に取り掛かりながらもカマクラ作りにチャレンジ。

ここのところの雪かきで積み上げておいた雪を掘ってみたところ、意外と崩れない様子。その調子でホレホレわんわん状態で、Kちゃんが掘り続けてこんなカマクラができましたー。
170センチの私が入るとこんな感じ・・・(^^;

しかし、今年はこの時期にしてはまだ雪が少ないそうです。通常は2〜3メートルも積もるとか・・・


管理人さんに「明日はゆっくりしていって下さいね」と仰って頂けたのでお言葉に甘えてのんびり撤収。リビングシェルの氷と格闘しながらものんびり〜とやっつけ、最後にはこんな感じになりました。
毎回思うのですが、撤収日に晴れてくれるのは本当にありがたいです。 ストーブとホットカーペットがあった場所だけ雪が融けてました。

しかし、すこし体を動かすと暑くかんじて、上着を脱いでしまう私たち。日中は温度計を見ると-1℃〜-2℃くらい。「暖かいねー」なんて言ってしまう。雪山にいるとちょっと感覚がおかしくなるらしい。



撤収も完了してそろそろ帰ろうか。

ここに残される雪だるまクンたちはちょっと寂しそう・・・。あれ?一匹足りない?





おお。知らぬ間に70の延長バンパーの上にちょこんと乗せられていました(笑) 頭の傾いたちょっとおとぼけ顔の一番のチビすけ。このチビすけはこのまま家まで連れて行くことになりました。







判りづらいけど、赤い矢印のところに乗ってます。。





管理棟へ行って、管理人さんにご挨拶。
「春先の山菜が採れる頃にまた来てくださいね」と見送られる。
「ありがとうございましたー」

山を下っていくと、途中の正面に御嶽山が見えます。



なんとも素晴らしい眺めでした〜。

その後はR41号まで雪道を慎重に走る。関西方面のスノボ客は軽ワンボックスでガンガン抜かして走っていく。危ないからやめて欲しいんだけどね・・。

昨日はお風呂に入らずじまいだったので「巌立峡 ひめしゃがの湯」で温泉に入ってから帰ることにしました。ここは私のお気に入りの温泉でもあり、Kちゃんも随分と気に入った様子でした。


その後夕食を済ませた後は、車も少なくなったR41をズンズンと走り、Kちゃんを送り届けたあとに21時に自宅へ到着。

バンパーに乗っていたおとぼけ雪だるまクンはちゃっかりバンパーの上に凍りついたまま鎮座していました。スコップで引っ剥がしてうちの庭の牛くんと一緒に並べてみたりして・・・。

3泊4日の雪中年越しキャンプは本当に楽しかったです。準備や装備が結構大変だけど、年に一度の年越しキャンプですから多少の労力は惜しみません(^^; それ以上に豪雪地域に住んでいない限り滅多に見られない素晴らしくきれいで美しい雪景色や、雄大な山々の眺望を見ると、寒さなどはまったく気にならなくなってしまいます。
氷点下が当たり前の場所へ行くわけですから、それなりの装備をしていかないと命に関わるキャンプですが、暖をとる方法や就寝時と足元(靴)の寒さ対策さえきちんとした知識を身につけて行けばそれ程難しくはありません。普段のキャンプでは“何もしない”ことに徹している私ですが、今回は遊び盛りだくさんのキャンプをしました。やはりじっとしているだけでは食べることしかやることがなく、これではかえって太ってしまうだけ・・・(^^; 体を動かした方が暖かくなるし、何よりも雪の中では子供の頃に戻った気分で遊ぼうと思えばいくらでも遊ぶことができます。
水があることの有難さ、火があることの有難さ、道具の有難さなどなど、普段当たり前のことがとても有難く思えてしまいます。そんなわけで、私たちはまた今年の年末には年越しキャンプに行くと思います。雪中キャンプに興味がある方、今度ぜひご一緒しましょう〜〜(笑) 本年もどうぞ宜しくお願い致しまーす(^o^)丿
2005.01.05  mel
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